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石垣島で大型台風を体験

大型の台風8号の影響で石垣島に缶詰になりました。初めての経験でした。

8月5日は、まだ晴れて黒島の仲本海岸では干潮時に出来たイノーでシュノーケリングもできました。イラブチャー、ゴマモンガラなどカワハギ系の魚、カマス、エンゼルフィッシュのような魚、珊瑚も綺麗でした。
シャコ貝も見つけましたが、岩にはまって取れませんでしたが、手で捕るのは不可能です。バールなど道具がないと絶対に取れません。
黒島は石垣から高速船で25分のところにあるハートの形をした畜産中心の島です。
この島に通い続けて5年。私にとって第二のふるさとのようになっています。

さて、楽しかった黒島の旅も、翌日8月6日からは一変します。
天気予報は携帯サイトでチェックしていたのですが、南大東島近くにあった台風8号は当初は自転車くらいの速度でしたが、急に時速30km程度に速度を上げて、さらに発達しながら石垣方面へ近づいてきたのです。

8月6日の朝は強風と波もうねりがありましたが朝8時台の1便のみ船が出ました。これに飛び乗って石垣島へ戻りましたが、そのあとの便から全便欠航です。黒島の港を出たとたんに大揺れでとっても気分が悪く酔って吐いてしまわないか心配でした。後ろの席の女性は顔が青白くグロッキー状態になってました。黒島〜石垣間でこれほど揺れたのは初めての経験で本当に凄かったです。

石垣空港からの飛行機も欠航になってしまいました。
このあと、日曜日まで島に缶詰になってしまうとは思いませんでしたけど。。。
石垣島に着いてから黒島の常宿のオーナーに電話すると、非常食を準備するように言われたので、カップラーメンや菓子パン、スナック類、2リットルのペットボトルのお茶など買い込みました。このあと飛行機の変更の手続きをしようと携帯で掛けまくりましたが話し中で全く繋がらず、2時間くらい電話を掛け続けようやく日曜日の午後に那覇経由で伊丹までの飛行機を確保できました。
JALの予約センターに繋がらない間、合間をみてこの日の石垣での宿探しもしてたのですが、これも大変でなかなか見つかりませんでした。帰れなくなった人が延泊して埋まってしまっていたのです。以前電話した事のある宿が携帯のアドレス帳に残っていたので電話すると運良く一部屋確保できたので良かったです。

そして、非常食を買って宿へ入ってから土曜の午後までは、宿から一歩も出れなかったのです。幸い、台風8号の石垣島への直撃は免れたものの、長時間にわたって暴風雨で、ガタガタ鳴る窓が飛ばないか恐怖でした。
もし、直撃だったらかなりやばいくらいの大型の台風だったようですが、被害も少なくて良かったです。

教訓は、
台風の進路など情報は細かくチェックし、勇気を出し早めに石垣を発つ事です。

[リンク]
地震対策に便利な非常食
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