パナリ島ツアー情報

沖縄県八重山郡竹富町の黒島と西表島の間にある、上地島と下地島の二つをあわせて
パナリと呼んでいます。正式名は新城島。あらぐすくと読みます。
くいぬぱな節という八重山民謡も残る、見晴台はすばらしい景勝地で、竹富町指定文化財にもなっています。島の古い行事は、島民以外は非公開でしたが、近年の離島ブームや観光客の要望などもあってか、一部公開されるようになりました。
但し、写真撮影などは禁止されており、島の人とトラブルの元になるので絶対に止めましょう。今でも島内を勝手に歩くと怒られるので注意しましょう。

ヤマハの管理施設もあったようですが、今は管理人が見回りにくるだけのようです。




実は、小浜島のはいむるぶしと同じく、ヤマハのリゾート開発のプランにより島の多くが買い占められたそうです。その後、開発はストップして、今は、島の現状保持となっています。

主な産業は黒島と同じように肉牛の牧畜です。この二つの島は、人口が１０人未満と一桁で、定期便もなく過疎化が進んでいます。

石垣島からは、安永観光が不定期に寄航しています。

最近は、石垣島の離島観光ブームなどから、現代社会から隔離されたような独特の島の文化に惚れ込む人も増え、パナリツアーとして観光客が多く訪れるようになりました。
しかし、島は自由に歩く事はできず、安永観光などのツアーで島内観光をすると島の人が案内してくれます。

隣の黒島から近いので、以下のお店のパナリ島シュノーケリングツアーも人気です。

・「うんどうや」　TEL 0980-85-4308
ヤシガニそばで有名ですが、パナリツアーもしています。ここのシュノーケリングツアーは大変評判は良いようです。

・「しま宿南来（なんくる）」　TEL 0980-85-4304
三線ゆんたくで有名な港に近い西の浜のそばにある宿です。私もよく利用しています。安心できる宿です。

・シーライト　TEL 0980-85-4000
ダイビングも行っているので、どちらかというとダイビング客が優先されるようです。


安永観光の船をチャーターして実施されるパナリ島観光は島の人が案内してくれます。
■お問い合わせ■
代表者・西泊宏信
電話：０９８０−８５−４１２０
携帯：０９０−４９８４−８８００

石垣島を出発し、
パナリ上陸→ビーチシュノーケリング→
昼食→島内散策→北の浜→石垣

料金は、１日コースで１万円、半日で８５００円くらいです。

パナリは珊瑚がとてもキレイです。シュノーケリングがメインなら、黒島から船で行くボートシュノーケリングがおすすめです。個人的には、しま宿南来と「うんどうや」の２つがおすすめ。

新城島は、唯一、古い八重山の離島の雰囲気が残る島です。
興味がある方は、一度、訪れてみて下さい。