石垣島への観光客のほとんどは、ビーチかダイビング、
カヌー、釣りなどのレジャーに流れてしまうと思いますが、
石垣空港あるいは石垣港から県道208号線をバンナ公園方面へ向かい、
前勢岳の方へ左折しさらに進むと、前勢岳山頂近くに石垣島天文台
があります。
八重山方面は、工場や自動車の排気ガスなどによるスモッグはない
に等しいので、天気が良ければ満天の星を見る事ができます。
でも、市街地の明かりが邪魔して星も普段はそれほど見えません。
しかし、毎年行われている旧暦の七夕に合わせて市内の八島新港
地区広場で開催されている「南の島の星まつり」では、島民が協力し
て民家やホテル、商店の明かりを一斉に消すと満天の星が広がるの
です。本当は星のいっぱい見える島である事がここで証明されます。
このイベントは観光の目玉にもなっています。
いしがきじま天文台は、
自然科学研究機構国立天文台、沖縄県石垣市、石垣市教育委員会、
NPO法人八重山星の会、沖縄県立石垣少年自然の家の五者の連携に
なっているそうです。
九州から沖縄地方面としては最大の口径105センチメートルの
光学・赤外線反射式望遠鏡がメインの望遠鏡として
一般公開されています。
石垣島天文台の望遠鏡は、
ハワイ観測所のすばる望遠鏡と同じ反射望遠鏡で、のっかてる
架台は経緯台方式を採用。光学系はリッチー・クレチアン光学系
というのを採用し、焦点面には視野回転装置(ローテーター)が
あります。天体追尾もコンピュータで自動的に制御されます。
補足ですが、石垣島には、2002年に口径20mの電波望遠鏡を
備えるVERA石垣島観測局が建設されています。


